贈呈の式典は中止されましたが、審査は例年通り実施され本年度の日本白血病研究基金研究助成は16名が受賞者されました。
最高賞である荻村孝特別研究賞は、国立がん研究センター研究所の吉田 健一先生が受賞されました。 清水保信賞は、京都大学医学部附属病院の石山 賢一先生が受賞されました。クレディセゾン賞は、熊本大学国際先端医学研究機構の田中 洋介先生が受賞されました。 井手幸子賞は、筑波大学血液内科の安部 佳亮先生が受賞されました。
日本血液学会および日本小児血液・がん学会からそれぞれ推薦された臨床医学特別賞は Department of Surgery, University of Michigan School of Medicine の安達 慶高先生、九州大学大学院医学系成長発達医学分野の山本 俊亮先生が受賞されました。
小児領域特別研究賞である毎日賞は、京都府立医科大学小児科の吉田 秀樹先生を代表とする小児白血病研究会(JACLS)AML小委員会、小林登賞は、関西医科大学医学部小児科学講座の大町 太一先生を代表とする関西医科大学医学部小児科学講座 が受賞されました。
本年で、研究助成金総額は3億6020万円となり、受賞者は述べ491名となりました。受賞者の方々による幅広い分野でのご活躍により、白血病克服への確固たる道が開かれてきたとの確信が深まりました。 これも多くの皆様のご理解・ご支援の賜物と思い心よりお礼を申し上げます。
令和4年度受賞者名・研究テーマ一覧
令和4年11月17日毎日新聞朝刊