白血病研究基金を育てる会
会長 飯田 真作NPO法人白血病研究基金を育てる会は、世界中の白血病研究基金をサポートする事により、白血病を撲滅する事を目的に設立されました。不治の病と言われた白血病も、医学の進歩と共に助かる患者さんが増え、決して諦めなくても良い病気になりました。しかしながら、生死に係わる病気である事に変わりはなく、その治療は過酷であり、治療の副作用や体調管理など健康な人には解らない苦労があります。こどものがんの約半数は白血病ですが、母親から離れて、一人無菌室で闘病する乳幼児は、我々を信じています。高齢者の白血病患者は、過酷な治療に体力が持たない為、静観しながら病気と闘いながら新しい治療法を待っています。 世界中で今こうしている時も、多くの白血病患者さんが病気と闘っているのと同時に、熱意にあふれた白血病研究者が白血病撲滅の為の研究活動をひたむきに続けています。是非、皆さまのお力で白血病研究者をサポートし、勇気付け、白血病撲滅に一歩でも近づいて参りたいと願っています。 何卒、NPO法人白血病研究基金を育てる会にご理解、ご支援を賜りたくお願い申し上げます。
白血病研究基金を育てる会
専務理事 小川 公明私は、昭和54年より、移植時に必要な検査であるHLA検査の技術者として骨髄移植に興味を持っていました。平成3年には、日本にも骨髄バンクが設立され、その後、不治の病と思われていた白血病も、かなりの患者さんの救命がかなうようになりました。しかし、まだ多くの患者さんが亡くなっており、人類は、まだまだ白血病との続けなくてはならないと思っていたちょうどそのとき日本血液学会の白血病公開シンポジウムで「白血病の撲滅に尽力している」組織として日本白血病研究基金と出会う機会がありました。私も、「白血病は必ず撲滅できる」と信じており、すぐに飯田真作会長と意気投合し、平成17年の退職を期に日本白血病研究基金を育てる会の専務理事に就任しました。私たち一人一人の力は小さいですが皆様と心を一つにして進んでいけば、より早い「白血病の撲滅の日」が迎えられると信じています。